『MILGRAM -ミルグラム-』の主人公であり、監獄の看守を務めるエス。
囚人10人とは立場が異なり、エス自身が裁かれる側ではありません。
視聴者はエスの立場となって囚人たちと接し、MVや楽曲、会話からそれぞれの罪を考え、最終的に「赦す/赦さない」を選びます。
その一方、作中のエス自身もひとりのキャラクター。
記憶を失っており、自分がなぜミルグラムにいるのか、なぜ看守なのかも分からないまま、ジャッカロープから与えられた役割を果たしています。
このページでは、公式情報をもとにエスの基本設定、「アンダーカバー」、Voice Drama、エスCover、ジャッカロープや囚人との関係、そして現時点で残っている謎をまとめます。
エスの基本プロフィール
名前: エス
立場: 監獄「ミルグラム」の看守/主人公
CV: 天海由梨奈
性別: 不明
記憶: なし
役割: 囚人の罪と理由を解き明かし、「赦す/赦さない」を判断する
エスは、気づいたときには監獄「ミルグラム」の看守となっていました。
それ以前の記憶はありません。
自分がどこから来たのか、なぜここにいるのかといった出自についても分かっていませんが、公式プロフィールでは、本人は自分の出自に特に疑問や強い意思を持たず、ジャッカロープから聞かされるまま看守としての役割を果たしていると説明されています。
容姿は儚げで中性的。
公式プロフィール上でも性別は不明です。
エスは視聴者の「依代」
公式では、エスを「主人公であり、あなたの依代となる存在」と説明しています。
MILGRAMでは、視聴者自身が看守エスとして囚人10人の罪を考えます。
楽曲やMVを見て、
- この人物は何をしたのか
- なぜその行動に至ったのか
- その罪を自分は赦せるのか
- どこまで本人に責任があるのか
を考え、投票へ参加します。
つまり、エスは物語の中の人物であると同時に、視聴者がMILGRAMというシステムへ入るための窓口でもあります。
視聴者とエスは完全に同じ存在?
ここは分けて考えた方が分かりやすいところです。
MILGRAMでは「あなたは看守エスとなる」と説明されています。
一方で、作中のエスには、
- 固有の姿
- 声
- 性格
- ジャッカロープとの会話
- 囚人との面会での反応
があります。
そのため、このブログでは、
エス=作中の看守キャラクター
視聴者/看守側=実際に投票する私たち
として、必要に応じて書き分けます。
エスの役割
エスの仕事は、囚人10人と触れ合い、それぞれの罪と理由を解き明かし「赦す/赦さない」を判断することです。
MILGRAM開始時の公式案内でも、視聴者は看守エスとなり、囚人たちの記憶から取り出された歌や映像を見て、その罪について考えると説明されています。
エス自身が真相を最初から知っているわけではありません。
囚人たちと同じように、提示された情報を見ながら判断していく立場です。
エスとジャッカロープ
エスへMILGRAMの仕組みや看守としての役割を説明するのが、ジャッカロープです。
エスには記憶がないため、MILGRAMについて知る多くの情報をジャッカロープから得ています。
つまりエスは、監獄を管理する側にいるのに、監獄のすべてを知っているわけではないという少し特殊な立場です。
ジャッカロープの説明を受けながら、自分自身も囚人や監獄について知っていきます。
エスと囚人10人
エスは囚人10人と直接面会し、それぞれの人物像や罪へ近づいていきます。
囚人側から見ると、自分を「赦す/赦さない」と決める人物でもあります。
そのため、囚人によってエスへの接し方はかなり異なります。
警戒する人物。
友好的に接する人物。
反発する人物。
エスを観察する人物。
自分の処遇について積極的に話す人物。
同じ看守に対しても、囚人ごとの性格や罪への向き合い方が表れます。
エスの楽曲「アンダーカバー」
楽曲: アンダーカバー
歌唱: エス(CV:天海由梨奈)
MV公開: 2020年5月16日
シングル発売: 2020年5月27日
「アンダーカバー」は、MILGRAMの第一弾MVとして公開された楽曲です。
映像では、監獄ミルグラム内部と思われる牢屋と、番号順に並ぶ囚人10人が描かれます。
公式によると、実際に動くキャラクターたちの姿が公開されたのは、このMVが初めてでした。
エス自身の曲であると同時に、MILGRAM全体の導入曲としての役割も持っています。
初見では囚人10人の紹介として見ることができ、作品を追った後に見返すと、また違った印象を受けやすいMVです。

「アンダーカバー」のCD・Voice Drama・Cover
第一審シングル『アンダーカバー』には、
- 「アンダーカバー」
- 「アンダーカバー」Off Voice
- 「ヒバナ -ES Cover-」
- 「ヒバナ -ES Cover-」Off Voice
- Voice Drama「ES」
が収録されています。
Voice Drama「ES」には、エスとジャッカロープが登場します。
囚人10人のVoice Dramaではエスが聞き手になることが多いですが、エス自身のVoice Dramaでは、看守側の人物像やMILGRAMとの関係を見る資料になります。
エスCoverとは?
エスには、囚人の第一審楽曲を歌った「エス Cover」があります。
公式NEWSでは、囚人楽曲が100万再生を達成した記念として、エスによるCover MVが順次公開されています。
確認できるものには、
- 「MeMe -エス Cover-」
- 「弱肉共食 -エス Cover-」
- 「愛なんですよ -エス Cover-」
- 「事変上等 -エス Cover-」
- 「アンビリカル -エス Cover-」
- 「スローダウン -エス Cover-」
- 「おまじない -エス Cover-」
- 「half -エス Cover-」
- 「HARROW -エス Cover-」
などがあります。
エスCoverは考察に必要?
本筋だけを追うなら、囚人本人のMVより優先度は低めです。
ただし考察では、囚人本人が歌う場合と、看守エスが同じ曲を歌う場合でどう印象が変わるかを見る材料になります。
とはいえ、エスがCoverした=その歌詞内容をエス本人の公式設定としてそのまま適用できるとは限りません。
Cover曲は考察材料のひとつとして扱い、設定の確定材料とは分けて見るのが安全です。
エスは三審を通してどう変化する?
囚人には第一審・第二審・第三審それぞれの個別MVがありますが、エスには囚人と同じ形式で三審分の個人楽曲が用意されているわけではありません。
エスの変化は、
- 囚人とのVoice Drama
- 各審の面会
- ジャッカロープとの会話
- 開始通達・終了報告
- 囚人たちへの判断
- MILGRAM全体の物語
を通して追うことになります。
そのためエスは、1本のMVだけで人物像を見るより、作品全体を通して変化を追うキャラクターです。
「アンダーカバー [Route: Your (Curtain) Call]」
2025年1月16日には、囚人たちによる「アンダーカバー [Route: Your (Curtain) Call]」MVも公開されています。
もともとエスが歌う「アンダーカバー」を、今度は囚人側が歌う形になっています。
エスの楽曲を囚人たちが歌うという構造自体が、MILGRAMにおける看守と囚人の立場を見返す材料になります。
ただし、曲の意味やタイトルから設定を断定せず、映像や作中情報と合わせて考察します。
エス自身も謎の多い人物
エスは看守側ですが、最初からすべてを知っている人物ではありません。
公式プロフィールで確定しているのは、
- 主人公
- 視聴者の依代
- 記憶がない
- 気づいたときにはミルグラムの看守だった
- 出自について本人は特に疑問を持っていない
- ジャッカロープから聞かされるまま看守の役割を果たしている
- 性別不明
- 囚人の罪と理由を解き明かし「赦す/赦さない」を判断する
というところです。
逆に、
なぜエスが看守なのか
なぜ記憶がないのか
ミルグラム以前に何者だったのか
といった点は、最初から明かされているわけではありません。
エスと「裁く側」
MILGRAMでは、囚人10人の罪が注目されます。
しかし、エスはその全員へ判断を下す立場です。
つまり、囚人を裁いている側は、本当に正しいのかという問題も残ります。
エスは公式に視聴者の依代とされているため、この問いはそのまま視聴者側にも返ってきます。
なぜこの人物を赦したのか。
なぜ赦さなかったのか。
その結果が次の審で別の出来事につながったとき、自分の判断をどう考えるのか。
エスは、MILGRAMで「裁く」という行為そのものを考えるための人物でもあります。
エスとコトコの違い
コトコは、囚人でありながら周囲を観察し、自分なりの基準で誰が正しいかを判断しようとします。
エスもまた、囚人を観察し判断する存在です。
ただし、
エスはMILGRAMから正式に看守という役割を与えられている
コトコは自分自身の判断で行動する囚人
という違いがあります。
この二人を比較すると「裁く権利は誰が与えるのか」という問題も見えてきます。
エスの性別
エスの性別は、公式プロフィールで不明とされています。
そのため、このブログでも「男性」「女性」のどちらかに断定して扱いません。
外見や声から推測するのではなく、公式設定に合わせて「性別不明」とします。
現時点で確定していること
公式情報から確認できる範囲では、
- MILGRAMの主人公
- 視聴者の依代となる存在
- 監獄ミルグラムの看守
- CVは天海由梨奈
- 記憶がない
- 気づいたときには看守となっていた
- 自分の出自へ強い疑問を持っていない
- ジャッカロープから聞いた役割を果たしている
- 性別不明
- 囚人10人と接触し、罪と理由を考える
- 「赦す/赦さない」を判断する
- 楽曲「アンダーカバー」を歌う
- 第一審シングルには「ヒバナ -ES Cover-」とVoice Drama「ES」が収録
- 囚人の第一審楽曲を歌うエスCoverが複数公開されている
ことまで確認できます。
まだ断定しないこと
エスについては、
- ミルグラム以前の正体
- 記憶を失った理由
- なぜ看守に選ばれたのか
- 性別に関する推測
- ジャッカロープとの本当の関係
- ミルグラムそのものとの関係
- 「アンダーカバー」の映像がエス自身についてどこまで直接示しているのか
- 囚人たちとの間に隠された関係があるのか
などを、公式設定として断定しません。
考察する場合は、作中で確認できる描写と推測を分けて扱います。
エスの記事で今後追いたいこと
エスは囚人のように一審ごとの個人記事を分けるのはなく、この総合ページで、
- 第一審時点のエス
- 第一審終了後
- 第二審での変化
- 第二審終了後
- 第三審での立場
- 囚人への判断を経てどう変わったか
- 最終的にエス自身の謎がどう明かされるか
を随時追記していきます。
ただし、長くなる場合は、一部移動させたり、新規ページを作る可能性があります。
公式リンク
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