『MILGRAM -ミルグラム-』世界観・用語・システムまとめ|三審制・投票・尋問を解説

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『MILGRAM -ミルグラム-』を追い始めると「心象風景ってどこまで事実?」「赦す=無罪なの?」「尋問って何?」「そもそもエスは何者?」と、独特の用語や仕組みが次々と登場します。

MILGRAMは、すべての設定を最初から説明してくれる作品ではありません。
公式から明示されているルールがある一方、監獄そのものの正体や、映像に映る出来事をどう解釈するかなど、物語を追いながら考える部分も残されています。

このページでは、公式で確認できる設定を中心に、MILGRAMの世界観とシステムを辞書のようにまとめます。

各囚人の罪やMVの詳しい考察については、それぞれの個人記事で扱います。

MILGRAM/ミルグラム

物語の舞台となる謎の監獄であり、作品・プロジェクトそのものの名称でもあります。

視聴者は看守エスの立場となり、収監されている10人の囚人と接触。
それぞれの罪とその理由を考え、最終的に「赦す」か「赦さない」かを判断します。

公式では、視聴者の感性と民意によって囚人を裁き、その結果によって展開が変化していく楽曲プロジェクトとして説明されています。

現時点では、監獄「ミルグラム」がなぜ存在するのか、誰がどのような目的で作ったのかなど、世界のすべてが最初から明かされているわけではありません。

看守エス

MILGRAMの主人公であり、視聴者の依代となる存在です。
エスは記憶を失った状態で目を覚まし、気づいたときには監獄ミルグラムの看守となっていました。
ジャッカロープから役割を教えられ、囚人たちと接触しながら、それぞれの罪と理由を探っていきます。

エス自身には、

  • 自分が何者なのか
  • なぜミルグラムにいるのか
  • なぜ看守なのか

といった謎が残されています。

公式プロフィールでは性別も不明とされています。

視聴者=完全にエス本人?

作品では視聴者が「エス」として投票へ参加します。
ただし物語上のエスには、エス自身の姿・声・行動があります。

そのため、ブログ内では混同を避けるため、

  • エス=作中の看守
  • 看守/視聴者=投票に参加する私たち

という書き分けを基本にします。

ジャッカロープ

エスとともに監獄で看守を務める、角の生えた野うさぎのような存在です。
ミルグラムの案内役でもあり、エスへ看守の仕事や監獄の仕組みを説明します。

人の言葉を話しますが、公式プロフィールではその声はエスにしか聞こえていないようだとされています。
第一審終了報告、第二審開始通達、第二審終了報告、第三審開始通達など、シーズンの節目でも状況を説明する役割を担っています。

ただし、ジャッカロープがミルグラムについてどこまで知っているのか、その存在そのものが何なのかについては、作中情報を見ながら考える必要があります。

10人の囚人

監獄ミルグラムには、年齢も性格も異なる10人の囚人が収監されています。
管理する側にも、それぞれが犯した具体的な罪は最初から明かされていません。
開始時点で共通して判明しているのは、10人全員が「何者かの死に関わった」人物であることです。

ただし、「死に関わった」という言葉だけでは、

  • 直接手を下した
  • 他人を追い詰めた
  • 何らかの判断が死につながった
  • 間接的に関与した

など、どのような関与なのかまでは分かりません。

それを一人ずつ調べ、赦せるかどうかを考えることがMILGRAMの中心になります。

囚人番号

10人には001~010までの囚人番号が割り当てられています。

囚人番号通称名前
001ハルカ櫻井 遥
002ユノ樫木優乃
003フータ梶山風汰
004ムウ楠 夢羽
005シドウ桐崎獅童
006マヒル椎奈真昼
007カズイ椋原一威
008アマネ桃瀬 遍
009ミコト榧野 尊
010コトコ杠 琴子

人物ごとのプロフィールや各審の楽曲については、キャラクター一覧および個人ページで詳しくまとめます。

心象風景

MILGRAMを理解するうえで特に重要な言葉です。

公式SYSTEMでは、囚人それぞれの「心象風景」が楽曲と映像として抽出されると説明されています。

私たちがYouTubeで見る囚人MVが、その心象を知るための大きな材料になります。

MVに映ったものは全部事実?

ここは注意したいところです。
公式は、MVを囚人の心象風景から抽出された楽曲・映像として説明しています。

そのため、映像に登場した出来事をそのまま「現実でまったく同じ構図・同じ姿・同じ順番で発生した」と断定するのは避けた方が安全です。

一方で、人物関係、行動、場所、繰り返されるモチーフなど、罪を考えるための情報がMVの細部へ含まれていることも公式から示されています。

MILGRAMでは、映像に何が映ったかと、それをどう解釈するかを分けて考える必要があります。

MV/ミュージックビデオ

囚人の罪や心情を考えるための中心的なコンテンツです。

公式SYSTEMでは、MVに含まれる

  • 楽曲
  • 映像
  • 歌詞
  • 歌唱

などから、その人物が犯した罪を推測するよう案内されています。
つまり、映像だけを見るのではなく、歌い方や言葉の選び方まで考察材料になる作品です。

囚人10人には第一審・第二審・第三審それぞれの映像が用意され、審を追うごとに情報や人物の状態が変化していきます。

全MV・動画一覧/見る順番

三審制

MILGRAMの物語は、3シーズン=三審制で進みます。

第一審だけで最終判断を下すのではなく、第一審 → 第二審 → 第三審と、同じ10人を繰り返し裁きます。
前の審での投票結果は次のシーズンへ持ち越されます。

そのため、新しい情報が増えるだけでなく、視聴者が以前下した判断そのものが次の物語へ影響するのがMILGRAMの特徴です。

1シーズンの4フェーズ

公式SYSTEMでは、1シーズンにつき、面会 → 観察 → 審判 → 処置という4つのフェーズを行うと説明されています。

面会

囚人の心情に触れる段階です。
囚人の心象風景から抽出された楽曲・映像を通して、その人物が何を思っているのかを知ります。

観察

MVや普段の言動を材料に、囚人が何をしたのかを考える段階です。

ここではMVの映像だけではなく、

  • 楽曲
  • 歌詞
  • 歌唱
  • 日常の発言
  • 尋問への反応

なども判断材料になります。

審判

囚人を「赦す/赦さない」のどちらかで判断し、投票します。

公式サイトまたは公式アプリから参加でき、審判期間中は1日1回投票できます。

処置

審判期間の多数決によって、次のシーズンで囚人が受ける処置が決まります。
この結果によって、次のシーズンでの囚人の運命や楽曲内容にも変化が起こります。

「赦す」と「赦さない」

MILGRAMにおけるもっとも重要な選択です。

公式投票画面では、赦す=innocent / 赦さない=guiltyと表示されています。
ただし、MILGRAMでは「法律だけを基準に判決しなければならない」というルールはありません。

公式SYSTEMでは、

  • 感性
  • 道徳
  • 倫理
  • 法律

のどれを基準にしても構わないとされています。
つまり「違法だから赦さない」でも「犯罪だったとしても、この事情なら赦したい」でも「本人に責任があるとは思えない」でもいい。

何を基準に“赦し”を決めるかまで含めて、視聴者へ委ねられています。

innocent/guilty

公式投票結果で使われる英語表記です。

MILGRAMでは、innocent=赦す / guilty=赦さないとして表示されています。
一般的な裁判における「無罪/有罪」とまったく同じ意味として扱うと、MILGRAMの仕組みとは少しずれます。

記事内では、公式の日本語表記に合わせて基本的に「赦す/赦さない」を使用します。

投票

審判期間中、視聴者は公式サイトまたは公式アプリから投票できます。
公式SYSTEM上では1日1回投票できる仕組みです。

最終結果は多数決によって決まり、その結果が次のシーズンへ影響します。
単にMV公開直後の感想だけで決める必要はなく、審判期間中に考えが変われば、日によって異なる判断をすることもできます。

歴代の結果については別ページで整理しています。

第一審~第三審の投票結果一覧

尋問

MV以外から囚人について知るための仕組みです。

公式SYSTEMでは、囚人と1対1で質問を行う「尋問」が用意されていると説明されています。
尋問内容は公式アプリから提案できます。
MILGRAMでは罪そのものが最初から開示されないため、MVだけでは分からない人物像や考え方を知るための材料になります。

ただし、囚人本人の発言も「本人がそう語った」という情報です。

発言=客観的な事実がすべて確定したとは限らないため、MVなど他の情報と合わせて判断することになります。

Voice Drama

囚人のシングルなどに収録される音声ドラマです。
原作者・山中拓也によるオリジナルドラマが収録され、MVとは違う形でエスと囚人の会話や人物像を確認できます。

MVだけを追っても作品の大きな流れは楽しめますが、キャラクターを詳しく考察する場合には重要な補助資料になります。

当ブログでは全文を書き起こすのではなく、実際に確認した内容をもとに、必要な事実と感想・考察を分けて扱います。

Trailer/Voice Trailer

各シーズンの開始前後には、Teaser Movieや楽曲Trailer、Voice Trailerなどが公開されています。
特にVoice Trailerでは、MV本編だけでは見えにくい囚人の現在の態度や、エスとの関係を確認できる場合があります。

必ずしもすべてが「本編MV」と同じ役割ではありませんが、各審の間を補完する公式コンテンツです。

開始通達

新しい審へ入る際に、ジャッカロープから現在の状況を説明される動画です。
第一審の結果を受けた第二審開始通達、第二審後の状況を扱う第三審開始通達などがあります。

MILGRAMでは前の審の結果が次へ影響するため、開始通達は単なる予告ではなく、シーズン間の状態を確認する重要な橋渡しになります。

終了報告

ひとつの審が終わった後、ジャッカロープが判決やその後の状況について説明する動画です。
第一審終了報告、第二審終了報告などが公開されています。

次の審へ進む前に見ておくことで、囚人たちがどのような状態で次シーズンへ移ったのかを理解しやすくなります。

「罪」

MILGRAMで最大のテーマとなる言葉です。
10人の囚人はいずれも「何者かの死に関わった」とされていますが、それがどのような行動だったのかは最初から提示されません。

また、作品内の「罪」を、刑法上の犯罪だけに限定してよいのかという点も、最初から単純には決められません。
法律、道徳、本人の意図、結果、周囲との関係など、さまざまな角度から考えさせる構造になっています。

そのため当ブログでも、

  • 公式で確定した出来事
  • 本人がそう語っていること
  • MVから読み取れること
  • 考察

を可能な限り分けて記載します。

「何者かの死に関わった」とは?

10人の囚人に共通する、開始時点で明らかになっている条件です。

重要なのは、公式が全員を「殺人犯」と説明しているわけではないこと。
「死に関わった」という表現には幅があります。
その関わり方をMVや言動から考えること自体が、MILGRAMの謎解きの一部です。

そのため、個人記事でも公式や作中で十分に確認できるまでは「○○を殺害した」と早い段階で断定せず「○○の死に関与したと考えられる」など、情報の確度に応じて書き分けていく予定です。

投票結果は何を変える?

公式SYSTEMでは、審判期間の多数決によって次シーズンでの処置が決まり、囚人の運命だけでなく、次の楽曲内容にも変化が起こると説明されています。
実際に第一審終了後、第二審開始時には囚人たちの状況に変化が生じています。

MILGRAMでは「物語を見て投票する」だけではなく、投票した結果によって次に見る物語が変化するという循環そのものが作品の仕組みになっています。

過去の投票を今から変えることはできる?

終了した審の投票結果は確定しています。
これから作品を見る場合、第一審・第二審について当時の投票そのものへ参加することはできません。

しかし、自分なりの「赦す/赦さない」を決めてから当時の公式結果を確認すると、リアルタイム視聴に近い楽しみ方ができます。

現在進行中の審については、公式JUDGEやアプリで最新状況を確認してください。

公式アプリ「MILGRAM Portal」

MILGRAMには公式アプリがあります。

公式サイトだけでなくアプリからも投票できるほか、尋問内容の提案など、企画へ参加するための機能があります。

MILGRAMをMV作品として見るだけならYouTube中心でも楽しめますが、視聴者参加型プロジェクトとして体験するなら公式サイト・公式アプリも合わせて確認すると分かりやすくなります。

現時点で断定しない方がいいこと

MILGRAMでは、あえて答えが伏せられている部分があります。
考察するときには、次のような内容を公式設定と混同しないよう、私としても注意したいところです。

監獄ミルグラムの正体

監獄が何なのか、そのすべてが最初から説明されているわけではありません。

エスの正体

エスは記憶を失っています。
その出自や存在理由については、作中で提示された情報と考察を分けて扱う必要があります。

ジャッカロープの正体

ジャッカロープは案内役ですが「なぜそこにいるのか」まで単純に確定しているわけではありません。

MVの描写=完全な事実か

MVは公式に「心象風景から抽出された楽曲と映像」とされています。
そのため、映像のすべてを監視カメラ映像のような客観的記録として扱うのは避けます。

当ブログでの情報の分け方

今後のMILGRAM考察では、情報が混ざらないよう次のように扱います。

【公式設定】
公式サイト・公式プロフィールなどで明言されている内容。

【作中で確認】
MV、Voice Drama、尋問などで実際に描かれたり語られたりした内容。

【本人の主張】
囚人本人がそう説明している内容。客観的事実とは分けて扱います。

【考察】
映像、歌詞、行動などから推測したもの。

【未確定】
情報不足で複数の可能性が残っているもの。

特に各囚人の罪については、考察を確定事項のように書かないことを基本とします。

公式リンク

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更新履歴

2026年9月19日:公式SYSTEM・CHARACTER・MOVIE・NEWSを確認して作成

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