管理するはずの怪物に職員が振り回され、招待状を受け取った者が図書館へ向かい、十二人の罪人を乗せたバスが都市を走る。
Project Moonの作品はゲーム性が大きく変わる一方、同じ「都市」で起きた出来事としてつながっています。
前作を知らなくても各ゲームは始められます。
ただし、L社、アブノーマリティ、E.G.O、フィクサーといった言葉は、意味や使われ方を少しずつ変えながら何度も現れます。
発売順に触れると用語の変化を追いやすく、後の作品から始めると、過去作で何が起きたのかを遺物や証言から逆向きにたどれます。
ネタバレについて
この記事には、各作品の設定や序盤以降の内容が含まれます。
人物の正体や結末に触れる項目では、見出しの前でも改めてお知らせします。
Project Moonのゲームはどんな作品?
Project Moonは、韓国のゲーム開発スタジオです。
代表的なゲームは『Lobotomy Corporation』『Library of Ruina』『Limbus Company』の三作品。
共通する舞台は巨大なディストピア都市ですが、同じ方式を引き継ぐシリーズではありません。
怪物を管理したいならロボトミー、カードとダイスを組み合わせて戦いたいならルイナ、スマートフォンで物語を少しずつ追いたいならリンバス、と入口が大きく異なります。
「前作を遊べたから次作も同じ感覚で遊べる」とは限らないため、最初にゲーム形式と対応機種を確認します。
三作品の内容・対応機種比較
| 作品 | どんなゲーム? | 主な対応機種 | 販売形式 |
|---|---|---|---|
| Lobotomy Corporation | 職員へ指示を出し、危険なアブノーマリティを管理するリアルタイム管理シミュレーション | Windows PC(Steam) | 買い切り |
| Library of Ruina | ページでデッキを組み、ダイスの勝負でゲストを接待するターン制バトル | Windows PC、Xbox One、Nintendo Switch、PlayStation 4 | 買い切り |
| Limbus Company | 十二人の囚人を編成し、スキルをつないで戦う継続型ターン制RPG | Windows PC(Steam)、iOS、Android | 基本プレイ無料・ゲーム内購入あり |
ロボトミーは職員を同時に動かす管理ゲーム、ルイナは一手ずつ考えるデッキ構築型、リンバスはスマートフォンでも遊べる編成型RPGです。
物語と世界はつながっていますが、得意な操作や遊べる機種によって入口を選んでも構いません。
どれから始める?
物語を順番に知りたい場合は、発売順のロボトミー→ルイナ→リンバスが最も自然です。
ルイナはロボトミーの結末後を描き、リンバスでは旧L社の支部や過去作から続く用語が登場します。
ただし、ロボトミーは失敗とやり直しの多い高難度管理ゲームです。
操作が合わない場合は、プレイできる範囲だけ触れてから実況で物語を補っても大丈夫。
リンバスから始め、気になったL社や人物を過去作でたどる方法もあります。
目的別の順番は全作品一覧・プレイ/視聴順から確認できます。
最初に読むページ
遊ぶ順番や関連小説・漫画の位置を知りたい場合は全作品一覧・プレイ/視聴順へ。
都市、翼、巣、裏路地、フィクサーなどの言葉は都市と世界観・用語案内、三作品の出来事の接続はシリーズ時系列から確認できます。
Lobotomy Corporation
プレイヤーは怪物を収容する会社の管理人となり、職員へ作業を指示してエネルギーを生産します。
見た目は経営・管理シミュレーションですが、日を重ねるほど施設と管理人の目的が物語の中心へ入ってきます。
Windows PCのSteam版で遊べる買い切り作品です。
Nintendo Switchやスマートフォン向けではないため、実際にプレイする場合はPC環境を確認します。
作品総合案内では、一日の管理、職員、部門、アブノーマリティ、E.G.O、物語の入口を確認できます。
事故の原因を探る管理ゲームとしての面白さと、施設の正体へ近づく物語が並行して進みます。
Library of Ruina
『Lobotomy Corporation』の結末後、アンジェラとセフィラたちがいる図書館へローランが現れます。
招待状を送ってゲストを迎え、戦いに勝つと相手は本になります。
戦闘ではバトルページを組み、速度とダイスを比べながらゲストを接待します。
作品総合案内では、図書館の階、指定司書、ゲスト、接待の基本を確認できます。前作の結末から直接続くため、アンジェラやセフィラを知っているほど序盤から見える意味が増えます。
Windows PC版に加え、Xbox One、Nintendo Switch、PlayStation 4版があります。
ロボトミーを遊べるPCがなくても、ルイナから家庭用機で触れることはできます。
Limbus Company
記憶を失い時計の頭となったダンテが、十二人の罪人を率いて黄金の枝を回収します。
PCとスマートフォンで遊べる基本無料の継続型RPGで、物語やイベントが追加されます。
Windows PCのSteam、iOS、Androidで配信されています。
買い切りの前二作と違い、人格やE.G.Oを集めて編成するゲーム内購入要素があり、アップデートで本編やイベントが続いています。
章ごとに一人の囚人の過去へ近づきますが、担当章を終えた人物も旅から外れません。
ほかの囚人の物語で以前の経験が再び顔を出し、バス内の関係も少しずつ変化します。
プレイ日記総合案内では、プロローグから実際に遊んだ順番で感想を追えます。
作品の基本情報はLimbus Company総合案内にあります。
同じ言葉でも役割が変わる
アブノーマリティ、E.G.O、光といった言葉は三作品をまたいで登場します。
ただし、ロボトミーでは施設を運営するための管理対象や装備、ルイナでは図書館の階と人物の感情に結びつく力、リンバスでは囚人が戦闘で扱う仕組みとして見えるなど、ゲーム上の役割は同じではありません。
前作の知識だけで意味を決めつけず、その作品で誰が、どんな状況で使った言葉なのかを見ると、同じ世界が少しずつ別の角度から説明されていることが分かります。
関連作品
『ねじれ探偵』『Leviathan』など、ゲーム間を補う作品もあります。
ヴェルギリウスやねじれ現象など、ゲームだけでは見えにくい人物・出来事を別の視点から知ることができます。
公開状況や翻訳状況が作品ごとに異なるため、読む前に全作品一覧で位置づけと公式の入手先を確認してください。
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当記事は『Project Moon』作品の実況動画および公式情報を参考にした考察記事です。
記事内では、ストーリー展開・演出・キャラクター描写に関する引用は最小限に留め、個人的な感想および考察を中心に記載しています。
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