『MILGRAM』「アンダーカバー」のUNDER後は囚人10人の罪のヒント?歌詞と映像を考察

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『MILGRAM -ミルグラム-』で最初に公開された、看守エスの楽曲「アンダーカバー」。
初見では、囚人10人と、それぞれが関わったらしい事件の断片が次々と映るMVという印象でした。

しかし二回目に見ていて、もうひとつ気になったことがあります。
それが、曲中で何度も繰り返される「UNDER」に続く言葉。

歌詞をそのまま並べることはしませんが、意味を追ってみると、これ、囚人10人それぞれの罪や人物像を、最初から短く示しているのでは?と思えてきました。

この記事では、まだ第一審の個別MVを見る前の段階で、「UNDER」後の内容からどんな人物や罪が想像できるのかを整理します。

今後、001ハルカから順番に第一審を見ながら、ひとつずつ答え合わせしていく予定です。

「アンダーカバー」はMILGRAM最初のMV

「アンダーカバー」は、エスが歌うMILGRAM最初期の楽曲です。
公式MOVIEでは、第一審の冒頭にエス「アンダーカバー」が置かれ、その後にハルカからコトコまで10人の囚人楽曲が続きます。

つまり、囚人10人の詳細を知る前に見ることを想定されたMV。
最初は意味の分からなかった描写が、各囚人の物語を知ったあとで別の意味を持つ可能性があります。

『MILGRAM』エス「アンダーカバー」感想・考察|11個の箱と“看守も試されている”説
『MILGRAM -ミルグラム-』エス「アンダーカバー」を初見視聴。11個あるように見える箱、囚人10人と対になる謎の人物、タイトル「UNDERCOVER」、そして囚人だけでなく看守エス=視聴者側も試されている可能性について考察します。

「UNDER」後の言葉が気になる

「アンダーカバー」では「UNDER」という言葉のあとに、それぞれ性質の異なる短い内容が続きます。

その意味を大まかに整理すると、

  • 赦すことと共犯性
  • 満たされなさと求め合う関係
  • 自分の罪から逃げること
  • 消えない痛み
  • 嘘や選択
  • 愛することと愛されること
  • 夢や中途半端さ
  • 信じることと規則
  • 自分は何もしていないという認識
  • 命をかけて排除したいもの

といった、かなりバラバラなテーマが並びます。
そして現在公開されている各囚人の楽曲タイトルを見るだけでも、

ハルカ「弱肉共食」
ユノ「アンビリカル」
フータ「事変上等」
ムウ「アフターペイン」
シドウ「スローダウン」
マヒル「愛なんですよ」
カズイ「half」
アマネ「おまじない」
ミコト「MeMe」
コトコ「HARROW」

と、それぞれかなり違うテーマを持っていることが分かります。

「UNDER」後の短い言葉も、この10人へ対応している可能性を疑いたくなります。

第一審を見る前に意味だけ整理しておく

現時点では、誰が具体的に何をしたのかをまだ知りません。

そのため、答えを知った状態で当てはめるのではなく、第一審を見る前の予想メモとして残しておきます。

テーマ「UNDER」後から受けた意味第一審を見る前の印象
赦しと共犯赦す側にも責任が生まれるようなニュアンス看守側にも罪が生まれる?
満たされなさ求めても足りず、互いに何かを求める関係恋愛・契約・依存?
罪から逃げる自分のしたことから逃げ、相手には強く出る責任逃れや集団攻撃?
痛み傷ついたあとも残り続けるもの被害・復讐・後悔?
嘘と選択欺くこと、選ぶこと、その結果誰かを選ぶ仕事や立場?
愛与えるだけではなく、与えられることも求める恋愛関係が罪に関係?
夢と中途半端さ本音を隠しながら夢を見るような状態自己欺瞞や秘密?
信仰と規則信じること、約束やルールを破らないこと教え・規律・罰?
否認自分は何もしていないという認識本人に罪の自覚がない?
排除自分の命を使ってでも消したい対象がある強い正義感や制裁?復讐?

※これは歌詞そのものの転載ではなく、初見時点で受け取った意味の要約です。

「UNDER」後の歌詞は、その直後に映る囚人と対応している?

「UNDER」後には、それぞれ異なる内容の歌詞が続き、そのあとに囚人が一人ずつ映ります。

そのため現時点では、「UNDER」後の歌詞は、直後に登場する囚人本人の罪・価値観・人物像の一部を示している可能性が高そうに見えます。
つまり、UNDER後の歌詞 → 直後に映る囚人という対応については、まずそのまま追ってよさそうです。

ただし注意したいのが、その前後に差し込まれる事件や死を連想させる場面。
こちらは、歌詞直後に映る囚人と必ずしも同じ順番で対応しているとは限りません。

MV後半では、囚人と誰かが対になるような事件らしきカットが10人分登場しますが、初見・二回目の視聴だけでは、

  • どの事件カットが誰のものなのか
  • 歌詞と事件カットが同じ人物を指しているのか
  • 映像上の並びが囚人番号順なのか

までは断定できませんでした。

そのため、このページでは、「UNDER」後の歌詞 → 直後に映る囚人は一組として確認しつつ、事件らしきカットは別枠として第一審MVと照合していきます。

すでに第一審タイトルと重なる言葉もある?

第一審を見る前でも、いくつかはタイトルとのつながりが気になります。

たとえば「痛み」→ムウ「アフターペイン」はかなり分かりやすい組み合わせ。
また「夢や中途半端さ」→カズイ「half」も、半分・中途半端というイメージと近いものがあります。
「愛」に関する内容ならマヒル「愛なんですよ」、「自分には何もない/していない」という内容ならミコト「MeMe」の人物設定とも気になります。

ただし、これはまだタイトルと既知のプロフィールだけを見た連想。

罪の答えとしては扱いません。

ハルカらしき内容は最初から看守側を巻き込む?

最初の「UNDER」後には、赦した側も無関係ではいられないという意味の内容が出てきます。

これがもしハルカに対応しているなら、かなり面白いのでは。

囚人本人の罪を説明するだけではなく「あなたがこの人物を赦すなら、その判断にも責任を持て」と、最初から看守側へ向けているように感じるからです。

MILGRAMの公式システムでは、投票結果が次のシーズンの囚人の処置や運命、楽曲内容へ影響します。
つまり、視聴者の判断は単なる感想で終わりません。

この点は、以前「エス自身も試されているのでは」と感じたことともつながります。

赦しても、赦さなくても看守側に責任が生まれる?

もし囚人10人が何らかの死へ関わり、その人物たちをエス=私たちが裁くのだとしたら、判断する側にも別の責任が生まれます。

たとえば、赦すべきでない人物を赦した結果、さらに誰かが傷つく。
逆に、本当は赦される余地のある人物を、情報不足や好き嫌いだけで「赦さない」と判断し、不必要な罰を与える。
どちらも、判断した看守側が完全に無関係とは言い切れません。

MILGRAMは「正解を当てる」よりも、限られた情報しかない状態で、それでも人を裁くあなたは何を基準にするのかを問う作品なのかもしれません。

「UNDER」は囚人の内面?それともエスからの言葉?

もうひとつ気になるのが、これらの言葉を誰の声として読むかです。
エスが歌っているからといって、全部がエス自身の感情とは限りません。

囚人の内面をエスが代わりに歌っているのか。
エスが囚人を見て評価しているのか。
MILGRAMそのものが囚人へ向けている言葉なのか。
あるいは、複数の立場が混在しているのか。
現時点では分かりません。

第一審を見たあとに「これは本人の本音っぽい」「いや、これはエスから囚人への評価では?」と読み分けられる可能性があります。

事件らしき映像とも照合したい

二回目の「アンダーカバー」視聴では、10人分の何かが起きたと思われるカットがあることも確認しました。
そこでは囚人と思われる人物と、被害者・相手役のような人物が対になっています。
相手側はノイズのように処理されていて、背格好はどれも似ています。
初見ではエスにも見えました。

もし実際の被害者をそのまま描いたのではなく、エスを各囚人の相手役として置いた疑似的な再現なのだとすれば、「UNDER」の言葉と合わせてエス自身が10人の罪を体験させられているようにも見えます。

これも第一審を見たあとに確認したい部分です。

第一審を見ながら答え合わせする

今後は、001ハルカから第一審を一人ずつ見ていきます。

そのたびにこのページへ、

001 ハルカを見たあと

  • 「UNDER」後の意味と一致した部分
  • アンダーカバーの事件カットとの共通点
  • 第一審MVで新しく分かったこと
  • 初見予想と違ったこと

という形で追記していきます。

002ユノ、003フータ……と続け、10人分すべて確認します。

第一審10人を見終えたら「アンダーカバー」をもう一度見る

10人全員の第一審を見終えた時点で、改めて「アンダーカバー」を見返します。

確認したいのは、

  • 「UNDER」後の10種類の内容は誰に対応するのか
  • 映像の登場順と歌詞の順番は一致するのか
  • 事件らしきカットは第一審MVとつながっているのか
  • 被害者役のような人物がなぜエスに見えるのか
  • 000の箱と囚人10人の箱との関係
  • 第一審を見る前には意味不明だった描写がどこまで読めるようになるか

です。

第二審・第三審まで見たらさらに意味が変わる?

「アンダーカバー」は最初に公開されたMVです。
だからこそ、第三審まで知ったあとに見ると、第一審だけでは分からなかった伏線が見つかる可能性があります。
実際、後の公式MOVIEには第一審・第二審・第三審を通して人物像が更新されていく構成が採られています。

このページも、

第一審前
↓
第一審終了後
↓
第二審終了後
↓
第三審まで見たあと

と、段階的に考察を追加する予定です。

現時点での仮説

まだ第一審を見ていない現在、私が感じているのは「UNDER」後の言葉は、10人それぞれの罪そのものというより、罪の背景にある価値観・欲求・自己認識を先に見せているのではないかということです。

「何をしたか」だけではなく、なぜそうしたのか。本人はどう考えているのか。何を欲しがっていたのか。何を正しいと思っていたのか。

そうしたものを短く提示しているように感じます。

そして、それを歌っているのが囚人ではなく看守エスであることも気になります。
10人の秘密を暴く歌なのか。
エスが10人を理解していくための歌なのか。
それとも、10人を見たエス=私たち自身の判断基準を暴く歌なのか。

第一審を見る前の今は、まだ答えを決めずに残しておきます。

公式リンク

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更新

  • 第一審視聴前:初期考察を作成
  • 各囚人の第一審視聴後、順次対応関係を追記予定
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