バンバンたちは、最初から幼稚園に住んでいた謎の生物ではありません。
施設の職員たちがジバニウムと複数のゲノムを使い、マスコットの姿をした生命として作り出した存在です。
壁に描かれた子ども向けキャラクターと、地下で管理されていた「ケース」が同じ名前で呼ばれるため、情報を追うほどややこしくなります。
この記事では、職員、実験体、ゲノム提供者、ジバニウムを分けて整理します。
ネタバレについて
この記事には『Garten of Banban 8: Anti Devil』までの実験、キャラクターの正体、幼稚園で起きた事件に関するネタバレがあります。
ゲーム内の資料は更新番号順に読まないと意味が変わるものもあります。
後の作品で判明した内容を、最初から確定していた設定のようには扱わないよう注意しています。
ジバニウムとは
Givanium(ジバニウム)は『Garten of Banban』の世界に存在する架空の物質です。
ゲーム内資料では、粘土で作られた身体、人工的な循環構造、動物や人間のゲノムなどと組み合わせ、生命を作るために使われています。
第1作の時点でも樽や血液のような液体として存在していますが、シリーズが進むにつれ、実験体を生かすもの、状態を変化させるもの、社会を作るものとして役割が広がっていきます。
ジバニウム関連の主な区別
| 種類 | 分かっていること |
|---|---|
| Pure Givanium | ほかの材料を加える前のジバニウム。濃度の違いがある |
| DNA Mixture | ジバニウムとゲノムを混ぜたもの。行動や知性に影響する |
| Givanium Solution | 複数の濃度や材料を調整した溶液。ケースの状態調整に使われる |
人間のゲノムを使ったケースは、高い知性や言語能力を持つだけでなく、提供者の記憶を自分のものとして認識する場合があります。
ただし、提供者本人がそのまま別の身体へ移った、と単純に言い切れる状態ではありません。
「人間だった人物」と「その人のゲノムや記憶を持つケース」は、同一人物として振る舞っていても、いったん分けて考える必要があります。
ケース番号とは
幼稚園では、実験対象をCase(ケース)として番号管理しています。
数字だけでなく、同じ番号にB、Cなどが付く派生個体やSubcaseも存在します。
そのため、「ケース番号=マスコットの登場順」とは限りません。
確認されている主なケース
| ケース | キャラクター・内容 |
|---|---|
| Case 6 | バンバン |
| Case 7 | バンバリーナ |
| Case 8 | ナブナブ |
| Case 9 | シェリフ・トードスター |
| Case 10 | オピラ・バード |
| Case 11 | Slow Seline |
| Case 12 | キャプテン・フィドルズ |
| Case 13 | スティンガー・フリン |
| Case 14 | クイーン・バウンセリア |
| Case 17 | ビター・ギグル |
| Case 18 | ダダドゥー卿 |
| Case 21 | Tarta Bird |
| Case 26 | キティサウルス |
| Case 43 | Truffletoot |
オピラ・バードの雛やキャプテン・フィドルズの複数個体のように、親・元となるケースから派生した存在もいます。
番号表は便利ですが、後の作品で追加・修正される可能性があるため、キャラクターの正体を番号だけで断定するのは危険です。
Case Update Reportsで分かること
施設内には、各ケースの状態を記録したCase Update Reportsが残されています。
そこには、使用したゲノム、身体構造、知能、命令への反応、職員との会話、公開可能な状態かどうかなどが書かれています。
失敗を重ねながら身体や配合を変更しているため、一体のキャラクターにも複数段階の姿が存在します。
バンバン/Case 6
Case 6には人間のゲノムが使われ、提供者の記憶と高い知性を受け継いでいます。
しかし、自分が誰なのかを理解するほど職員との関係は悪化し、安定させるための処置が別の問題を生みました。
通常のバンバンとHellish バンバンを、単なる「怒った姿」として扱えないのはこのためです。
ジバニウム溶液の変更、知能や身体への影響、シリンジョンによる処置が関係しています。
バンバリーナ/Case 7
バンバリーナも人間のゲノムと記憶の影響が強いケースです。
教師として振る舞い、ウェバリー・メイソンという名前を自分自身のものとして認識しています。
教室で「正しい生徒」を求める言動も、マスコットとして決められた役割だけでなく、提供された人物の記憶や性格が混ざっている可能性があります。
人間側の重要人物
Dr. ウスマン・アダム
幼稚園の研究に深く関わった人物です。
ゲーム内資料ではU.A.と記されることもあり、バンバン/Case 6のゲノム提供者として扱われています。
バンバンが人間の記憶を持ち、自分をUthmanとして認識することがあるため、シリーズ後半では主人公の正体を含めて読み方が大きく変わります。
ただし、Uthman本人、バンバン、プレイヤーの関係は、作品ごとに明かされた情報を分けて確認した方が安全です。
ウェバリー・メイソン
職員名簿や資料に名前が残る人物で、バンバリーナ/Case 7のゲノム提供者です。
バンバリーナは自分をウェバリー・メイソンとして認識し、ほかのキャラクターからMiss Masonと呼ばれる場面もあります。
Uthmanとともに幼稚園の危険な状況を把握していた人物でもあり、Bring a Friend Day前後の行動を考えるうえで重要です。
Managementと一般職員
ゲーム内では、実験を進める研究者だけでなく、警備、通信、保守、輸送、給餌などを担当する職員の存在も確認できます。
一方、Managementはケース制作へ資金と指示を出す上層部として言及されるものの、目的や全体像はまだ不明です。
現場職員が危険性を把握していたのか、反対できる立場だったのかも人によって異なります。
「幼稚園の職員が全員同じ目的で実験していた」と一括りにはできません。
シリンジョンは職員なのか、実験体なのか
シリンジョンは手術とジバニウム処置に深く関わり、ほかのケースを管理・改造しています。
白衣や医師のような役割だけを見ると研究者側に見えますが、シリンジョン自身もケースとして扱われる存在です。
普通の人間職員の一覧へ入れるより、実験体でありながら実験を行う側へ回った人物として分けた方が分かりやすいです。
『Garten of Banban 8: Anti Devil』では、バンバンのHellish formを作る処置にもシリンジョンが関係していたことが示されます。
施設が崩壊したあとも実験が終わらず、別の支配体制に置き換わって続いている点が怖いところです。
実験の目的
表向きには、幼稚園のマスコットを現実に存在させ、子どもたちの前へ出す計画が進められていました。
Bring a Friend Dayでは、複数のマスコットを披露する予定だったことが分かります。
しかし、ケースの多くは安全に公開できる状態ではありませんでした。
攻撃性、命令への依存、記憶の混乱、身体の不安定さなどを抱えたまま、研究と調整が続いています。
さらに、地下には一般の幼稚園に必要とは思えない規模の医療・試験・収容設備があります。
単に「本物のマスコットを作りたかった」だけなのか、Managementには別の目的があったのかは、まだ考察の余地が残っています。
Bring a Friend Dayと施設崩壊
幼稚園が空になった大きな転換点がBring a Friend Dayです。
多くの子ども、保護者、職員が集まる日に、施設とケースの問題が同時に表面化しました。
ゾルフィウスの覚醒、バンバンの変化、複数のケースの暴走が重なり、幼稚園は現在の状態へつながっていきます。
シリーズ開始時、地上階に人がいない理由は一つの事故だけではありません。
危険と分かっていながら公開を進めた側、逃げようとした人、子どもを助けた存在、地下へ取り残された者がいます。
だからこそ、職員と実験体を単純な「人間=加害者」「マスコット=被害者」に分けるだけでは足りないのだと思います。
現時点で断定しないこと
- ゲノム提供者とケースが完全に同一人物なのか
- プレイヤーとウスマン・アダムの関係
- Managementが実験に求めていた最終目的
- ジバニウムそのものがどこから来たのか
- Case番号の空白すべてに対応する存在
- Bring a Friend Dayで全員がどうなったのか
新作で答えが出た場合も「どの作品で何が判明したか」を分けなければ、最初から明かされていた設定のように見えてしまいます。
関連記事
- 『Garten of Banban』基本情報・記事総合案内
- Garten of Banban|作品ごとのストーリー・時系列
- Garten of Banban|幼稚園の施設・階層一覧
- Garten of Banban|キャラクター一覧
- Garten of Banban|キャラクター勢力図
- Garten of Banban|伏線・未解決の謎
参考情報
- 『Garten of Banban』各作品内のCase Update Reports、音声・映像資料
- Euphoric Brothers公式サイト
- Garten of Banban日本公式サイト
=========
当記事は『Garten of Banban』(0~最新作)の実況動画および公式情報を参考にした考察記事です。
記事内では、ストーリー展開・演出・キャラクター描写に関する引用は最小限に留め、個人的な感想および考察を中心に記載しています。
本文中に掲載している動画リンクのサムネイル画像は、各動画配信プラットフォームの仕様により自動表示されるものです。
画像の著作権は、ゲームの権利元および各動画投稿者に帰属します。
=========
