『Ib』には、2012年に公開されたフリーゲーム版と、2022年にSteamで発売されたリメイク版があります。
物語の中心と主要人物は共通していますが、グラフィックを高解像度にしただけの移植ではありません。
このページでは、公式に案内されている変更を基準に、初めて遊ぶ人がどちらを選ぶか、両方見る人が何を比べるかを整理します。
エンディングの内容そのものは全エンディング記事へ分けます。
基本情報の比較
| 項目 | 原作フリーゲーム版 | リメイク版 |
|---|---|---|
| 公開・発売 | 2012年2月 | 2022年4月11日Steam版 |
| 制作者 | kouri | kouri |
| 主な環境 | Windows向けフリーゲーム | PC、Switch、PS4、PS5 |
| 価格 | 無料 | 有料 |
| 基本操作 | 移動・調べる | 移動・調べる+ズーム等 |
| 物語 | 原作 | 原作を基礎に再構成 |
| エンディング | 七種類 | 七種類 |
原作版は現在も作者公式ページから配布先が案内されています。
ただし、Windows 10では動作が不安定な場合がある旨も記載されています。
現在の家庭用機やSteamで手軽に遊びたい場合は、リメイク版が選びやすいです。
グラフィックと画面解像度
リメイク版では画面解像度が大きくなり、マップ、キャラクター、スチルなどのグラフィックが新しく描かれています。
ドット絵の雰囲気は残っていますが、展示作品や背景の細部を確認しやすくなりました。
原作版の小さな画面と簡潔な表現は、情報が見えすぎない不安や、古いフリーゲームならではの空気につながっています。
新しい方が常に怖い、古い方が不足しているという訳ではなく、演出の一部ととらえられそうです。
新規・再設計された美術品
公式説明では、新しく追加された作品と、デザインし直された作品があると案内されています。
作品の数や配置が変われば、同じ区画でも視線を向ける場所、追跡の圧迫感、謎解きの手順が変わります。
謎解き・仕掛け・演出
リメイク版では、元の遊びやすさを保ちながら、一部の謎解きが調整されています。
新しいパズル、効果、仕掛けも追加されています。
ズームモード
リメイク版には、小さな物や美術品の細部を見やすくするズームモードがあります。
探索時の見落としを減らすだけでなく、ドットで描かれた作品を鑑賞しやすくする機能です。
同行者との会話
リメイク版では、同行者がヒントを出したり会話したりする新しい会話システムが追加されています。
ギャリーやメアリーへの印象を記録するうえで、特に重要な変更です。
会話の回数や内容が人物関係へ関わる作品なので、「原作版でも同じ台詞があった」と混同しないよう、原作終了時とリメイク終了時で比較するのも楽しそうです。
BGM
リメイク版向けに新しいBGMが作られています。
曲そのものを転載したり歌詞のように書き起こしたりせず、どの部屋で流れ、場面の印象がどう変わったかを感想として残します。
真・ゲルテナ展と追加ダンジョン
リメイク版の公式説明では、ゲームを終えると真・ゲルテナ展で見つけた作品を集められ、初回プレイでは入れない追加ダンジョンへ進めるとされています。
こちらはクリア後要素です。
おすすめの遊ぶ順番
一作だけなら、現在の機種で無理なく動くリメイク版からで問題ありません。
作品が生まれた当時の見せ方から味わいたい場合は、原作版→リメイク版の順が向いています。
どちらから遊んでも物語は分かる
2012年版とリメイク版は、片方を知らないと物語が成立しない前後編ではありません。
現在の機種で遊びやすさを優先するならリメイク版、当時のドット表現や仕掛けを体験したいなら原作版からでも楽しめます。
両方遊ぶ場合は、部屋の形や謎の答えだけでなく、同行者へ話しかけられる場面、追加された美術品、音楽、真・ゲルテナ展を比べると違いが分かりやすくなります。
リメイク版は単なる高解像度化ではなく、探索中に人物を知る機会も増えています。
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参考にした主な公式資料
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当記事は『Ib』の実況動画および公式情報を参考にした考察記事です。
記事内では、ストーリー展開・演出・キャラクター描写に関する引用は最小限に留め、個人的な感想および考察を中心に記載しています。
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