『Ib』では、美術品が背景ではなく、道を示し、嘘をつき、追いかけ、時には人物の運命そのものになります。
名前だけを大量に並べると、どこで見た作品か分からなくなるため、このページでは「現実の展示」「謎解きに関わる作品」「追跡する作品」「人物と結末に関わる作品」に分けて記載していきます。
原作版とリメイク版では、新規作品、再設計された作品、配置や仕掛けが変わった作品があります。
見た目が似ていても、どの版で確認したかを残したいと思います。
ネタバレについて
この記事には『Ib』のストーリー、人物の正体、選択による変化、エンディングに関する記述があります。
初見の驚きを残したい方は、先にゲームを遊ぶか実況を視聴してからお読みください。
ワイズ・ゲルテナとゲルテナ展
ワイズ・ゲルテナは、絵画、彫刻、立体物など多様な作品を残した芸術家です。
ゲーム冒頭では現実の美術館で個展が開かれていますが、作者本人の姿や詳しい経歴はほとんど示されません。
作品名には難しい漢字や独特な言葉が使われています。
九歳のイヴには読めないものがあり、同行者がいる場面では別の読み方ができることがあります。
題名が読めるかどうかも、主人公の視点を作る仕掛けです。
現実の美術館と絵の中の美術館
| 場所 | 特徴 | 記録すること |
|---|---|---|
| 現実のゲルテナ展 | 来館者と係員がいる通常の展示 | 展示名、作者紹介、最初の配置 |
| 人が消えた美術館 | 照明や掲示、作品の様子が変化する | 最初の異変、戻れない場所 |
| 絵の中の美術館 | 色ごとの区画と動く作品が存在する | 謎解き、追跡、人物との出会い |
| 絵本・おもちゃのような区画 | 子どもの絵に近い表現が増える | 誰の世界に近いか、作品の性質 |
| 真・ゲルテナ展 | 条件を満たした後に作品を確認できる | 収集した作品、追加ダンジョン |
Steamの公式説明では、リメイク版でゲームを終えると「真・ゲルテナ展」が開き、見つけた美術品を収集できるほか、初回には入れない追加ダンジョンへ進めると案内されています。
バラ
イヴは赤、ギャリーは青、メアリーは黄のバラを持ちます。
花びらを傷つけられると本人にも影響が出るため、探索上の体力表示であると同時に、人物の命を外へ取り出したもののように扱われます。
花瓶の水で花びらを戻せる場所があります。
ただし何度でも使えるとは限りません。
誰のバラを回復させるか、バラを奪われたときに取り返せるか、他人のバラをどう扱うかが人物関係へつながります。
動く女性像・人物画
「赤い服の女」に代表される女性像は、額縁から出て追ってきます。
色違いの作品、絵から手を伸ばすもの、通路をふさぐものなど、単なる同一敵の色替えではなく配置と役割が異なります。
「無個性」は顔のない人物像として現れます。
扉の前に立つ姿、首のない立体、マネキンの頭など、人間の一部が欠けた作品が繰り返される点も記録します。
青い人形
青い人形は、かわいらしい玩具より不気味さを強く感じさせる存在です。
数、配置、視線、追跡の仕方が恐怖につながり、ギャリーが一人で行動する場面では特に大きな意味を持ちます。
人形に関する部屋で何を見たか、制限時間内にどう行動したかは、その後の状態や分岐へ関係します。
謎解きを助ける作品
すべての作品が敵ではありません。
アリ、ヘビ、魚などを描いた作品や、文字・数字・色を示す展示は、通路を作ったり暗号を解いたりする手がかりになります。
結末へ関わる作品
物語の終盤では、作品を壊すこと、燃やすこと、現実の美術館で新しい展示を見ることが人物の生死や記憶へつながります。
ここでは作品としての情報を扱い、どのエンディングになるかは全エンディング・分岐条件へ分けます。
題名と見た目のずれ
ゲルテナ作品には、見た目をそのまま説明する題名だけでなく、意味を知ると不穏さが増すもの、イヴには漢字が読めず空欄になるものがあります。
同行者が読んだ言葉によって、ただの背景だった作品が警告や人物の手掛かりへ変わります。
また、現実の展示では動かなかった作品が絵の中で追ってきたり、壊した作品が別の場所や分岐へ影響したりします。
作品名、初登場場所、動き方、誰が反応したかを一緒に見ると、美術館が一つの世界としてつながっていることが分かります。
関連記事
参考にした主な公式資料
=========
当記事は『Ib』の実況動画および公式情報を参考にした考察記事です。
記事内では、ストーリー展開・演出・キャラクター描写に関する引用は最小限に留め、個人的な感想および考察を中心に記載しています。
本文中に掲載している動画リンクのサムネイル画像は、各動画配信プラットフォームの仕様により自動表示されるものです。
画像の著作権は、ゲームの権利元および各動画投稿者に帰属します。
=========