恋が成就したところで物語が終わるのではなく、その後の生活まで描く映画が気になります。この記事では、結婚、離婚、再会、不倫、熟年期の恋、同性同士の関係など、人生経験を重ねた人々の選択を扱う20作品をまとめました。
ランキングではなく、私がこれから見たい作品と、見直して感想を書きたい作品の備忘録です。他の映画一覧と本編作品が重ならないようにし、恋愛関係の維持・変化・終わりが物語の中心にある作品を選びました。
※配信状況は変わるため、視聴前にHulu、Amazon Prime Video、公式サイトなどで再確認してください。
※あらすじでは、二人が最後に下す決断を伏せています。
この20選の選定基準
- 恋の始まりだけでなく、共同生活や年月の重みを描く
- 結婚、離婚、再婚、不倫、再会、熟年期の恋を含む
- 邦画・洋画・アジア映画を国別に分けない
- 恋愛関係の変化が物語の中心にある
- 他のジャンル別一覧に収録した作品は外す
まず見たい5本
| 優先 | 作品 | 公開年 | 気になる理由 |
|---|---|---|---|
| 1 | ビフォア・ミッドナイト | 2013年 | 恋人になった二人の十八年後と、生活の中の会話を見たい |
| 2 | 45 YEARS | 2015年 | 結婚記念日の直前に届く知らせが、長い夫婦関係をどう変えるか気になる |
| 3 | マディソン郡の橋 | 1995年 | 四日間の恋と、その後の人生を選ぶ決断を見たい |
| 4 | ウィークエンドはパリで | 2013年 | 結婚三十年の夫婦旅行で噴き出す愛情と不満を見たい |
| 5 | 恋するベーカリー | 2009年 | 離婚後の元夫婦と新しい恋を、コメディとしてどう描くか見たい |
1.ビフォア・ミッドナイト
映画情報
公開年:2013年/製作国:アメリカ/監督:リチャード・リンクレイター/上映時間:109分
あらすじ
列車で出会った夜から十八年。
ジェシーとセリーヌは双子の娘を育てながら、ギリシャでひと夏を過ごしています。
作家として活動するジェシーには前の結婚でもうけた息子がおり、離れて暮らす息子の成長を見逃していることへ罪悪感を抱いていました。
一方のセリーヌは、自分の仕事や望みが家庭の都合によって後回しにされていると感じています。
友人たちから二人だけのホテル滞在を贈られた夜、将来を語るはずの会話は、移住、子育て、家事、過去の犠牲をめぐる激しい口論へ変わります。
かつて言葉で惹かれ合った二人が、同じ言葉によって互いを傷つけながら、長い関係を続けるとはどういうことか向き合う作品です。
気になる要素
長期交際、事実婚、子育て、前婚の子、仕事と家庭、会話劇、ギリシャ。
感想・考察
未視聴です。
運命的な出会いの続編が、生活の不公平や蓄積した不満から逃げない点に惹かれます。
2.45 YEARS
映画情報
公開年:2015年/製作国:イギリス/監督:アンドリュー・ヘイ/上映時間:95分
あらすじ
ケイトとジェフは、結婚四十五周年を祝うパーティーの準備をしている穏やかな夫婦です。
ところが開催を数日後に控えた朝、ジェフのもとへ、若い頃に交際していた女性の遺体が氷河から発見されたという知らせが届きます。
事故で亡くなった彼女の記憶は、二人が出会う以前の過去であるはずでした。
しかしジェフは屋根裏の写真を探し、ドイツ語の辞書を開き、失われた恋人について語り始めます。
ケイトは、夫が長年抱えていた感情だけでなく、自分たちの家や結婚生活の選択にも過去の女性の影があったのではないかと疑います。
大きな事件ではなく、視線や沈黙の変化によって、四十五年の信頼が静かに揺らいでいく夫婦劇です。
気になる要素
熟年夫婦、結婚記念日、かつての恋人、秘密、子どものいない夫婦、沈黙。
感想・考察
未視聴です。
裏切りが現在進行形でなくても、知らなかった過去が現在の結婚を変えてしまう怖さを見たいです。
3.マディソン郡の橋
映画情報
公開年:1995年/製作国:アメリカ/監督:クリント・イーストウッド/上映時間:135分
あらすじ
アイオワ州で夫と二人の子どもと暮らすフランチェスカは、家族が品評会へ出かけた四日間、一人で留守を守ることになります。
そこへ屋根付き橋を撮影するために町を訪れた写真家ロバートが道を尋ねに来ます。
イタリアから嫁ぎ、家族を愛しながらも別の人生への思いを胸にしまっていたフランチェスカは、自由に世界を旅する彼と会話を重ね、強く惹かれていきます。
しかし四日後には家族が戻り、ロバートも町を去ります。
恋を選べば家族の人生を壊し、家庭へ戻れば自分を理解した相手を失う。
彼女が残した日記を子どもたちが読む構成を通して、短い恋がその後の長い結婚生活にどのような意味を持ったのかを描きます。
気になる要素
四日間、不倫、主婦、写真家、選ばなかった人生、日記、家族への遺言。
感想・考察
未視聴です。
恋を貫くことだけを正解にせず、残る選択にも愛と喪失がある点を考えたいです。
4.ウィークエンドはパリで
映画情報
公開年:2013年/製作国:イギリス・フランス/監督:ロジャー・ミッシェル/上映時間:93分
あらすじ
イギリスで暮らす大学教授ニックと教師メグは、結婚三十周年を記念して、新婚旅行で訪れたパリへ向かいます。
ところが思い出のホテルは期待と違い、メグはより高級な宿へ移ろうとします。
観光や食事を楽しむ一方で、二人の会話からは、仕事への失望、金銭的不安、子どもとの関係、長年積み重なった不満が次々に表れます。
ニックは結婚生活を失うことを恐れ、メグは夫婦という役割から自由になる可能性を口にします。
偶然再会したニックの旧友が開く夕食会へ参加した夜、二人は他人の前でも隠してきた本音に向き合います。
美しい旅先が関係を魔法のように直すのではなく、愛情と嫌悪を同時に抱えた長年の夫婦を描きます。
気になる要素
結婚三十周年、夫婦旅行、パリ、仕事と老後、金銭不安、長年の不満、愛情と嫌悪。
感想・考察
未視聴です。
長く一緒にいるからこそ遠慮なく傷つけ合う二人が、旅行の終わりに何を選ぶのか気になります。
5.恋するベーカリー
映画情報
公開年:2009年/製作国:アメリカ/監督:ナンシー・マイヤーズ/上映時間:120分
あらすじ
人気ベーカリーを経営するジェーンは、三人の子どもを育て上げ、離婚から十年を経て一人の生活を楽しめるようになっていました。
息子の卒業式でニューヨークを訪れた彼女は、若い妻と再婚した元夫ジェイクと酒を飲み、思いがけず関係を持ちます。
かつて夫の不倫によって離婚したジェーンが、今度は元夫の不倫相手になるという複雑な状況です。
同じ頃、自宅の増築を担当する建築家アダムとも距離が縮まります。
長年の記憶と家族を共有する元夫への親しさ、新しい相手と一から築く関係、自分だけの生活の間で、ジェーンが本当に望む人生を選び直していく大人の恋愛コメディです。
気になる要素
離婚後、元夫、再婚、不倫、成人した子ども、新しい恋、仕事と自立。
感想・考察
未視聴です。
元夫婦の親密さを復縁の運命と決めず、自分の人生を選び直す話として見たいです。
6.恋愛適齢期
映画情報
公開年:2003年/製作国:アメリカ/監督:ナンシー・マイヤーズ/上映時間:128分
あらすじ
若い女性としか付き合わない音楽業界の実業家ハリーは、恋人マリンの母エリカが所有する海辺の別荘で心臓発作を起こします。
離婚後は一人で劇作家として成功し、恋愛から距離を置いていたエリカは、仕方なく彼の療養を手伝うことになります。
生活習慣も恋愛観も正反対の二人は衝突しますが、同世代だからこそ理解できる孤独や老いへの不安を知り、惹かれ合います。
一方、ハリーを診察した年下の医師ジュリアンもエリカへ好意を示します。
若さを求め続けてきた男性と、傷つくことを避けてきた女性が、自分の年齢や過去を恥じずに恋愛へ踏み出せるかを、仕事と家族を含めて描きます。
気になる要素
熟年恋愛、年下男性、離婚経験、心臓発作、劇作家、海辺の家、老い。
感想・考察
未視聴です。
年齢を重ねた恋を若い頃の代用品にせず、生活の変化として描いているか見たいです。
7.おとなの恋には嘘がある
映画情報
公開年:2013年/製作国:アメリカ/監督:ニコール・ホロフセナー/上映時間:93分
あらすじ
離婚経験のあるマッサージ師エヴァは、一人娘が大学進学で家を出る日を前に、空の巣への寂しさを感じています。
パーティーで知り合った同じく離婚経験者のアルバートは、気取らずユーモアのある男性でした。
同じ会場で出会った詩人マリアンとも親しくなったエヴァは、彼女の施術を担当しながら、元夫への激しい不満を聞かされます。
やがて、マリアンがアルバートの元妻だと気づきますが、エヴァは真実を言えません。
元妻の評価を聞くほど、目の前の恋人の欠点が気になり始めます。
他人の結婚の失敗を、自分の恋の未来を予測する材料にしてよいのかを問う、等身大の大人の恋愛映画です。
気になる要素
離婚経験、子離れ、元妻、新しい恋、秘密、他人の評価、中年期。
感想・考察
未視聴です。
同じ人物でも配偶者によって見え方が違うという、関係性の主観を考えたいです。
8.グロリア 永遠の青春
映画情報
公開年:2018年/製作国:アメリカ・チリ/監督:セバスティアン・レリオ/上映時間:102分
あらすじ
ロサンゼルスで働く離婚経験者のグロリアは、成人した子どもたちとは別に暮らし、夜になるとダンスクラブへ出かけます。
そこで同じく離婚したアーノルドと出会い、二人は恋人になります。
しかしアーノルドは別れた妻と娘たちから精神的にも経済的にも離れられず、二人でいる最中にも家族からの電話を優先します。
グロリア自身も、元夫や子どもとの距離、自分の身体や老いに向き合っています。
恋人ができることを孤独からの救済にせず、相手に振り回された時には怒り、傷つき、それでも自分の生活へ戻っていく女性を描きます。
恋の成否より、人生の主導権を誰に渡すのかが気になる作品です。
気になる要素
熟年恋愛、離婚、ダンス、成人した子ども、元家族への依存、一人の生活。
感想・考察
未視聴です。
恋愛がなくても成立している生活に、相手をどこまで入れるかという境界を見たいです。
9.人生はビギナーズ
映画情報
公開年:2010年/製作国:アメリカ/監督:マイク・ミルズ/上映時間:105分
あらすじ
母を亡くしたあと、父ハルから自分は同性愛者だと告白されたオリヴァー。
七十五歳のハルは、長い結婚生活を終えたのち、残された時間を隠れずに生きようとし、若い恋人と新しい生活を始めます。
しかし病が見つかり、オリヴァーは父の変化と死を短い期間に受け止めることになります。
父を失った後、恋愛に臆病なオリヴァーはフランス人俳優アンナと出会います。
互いに不安や家庭の傷を抱えた二人は近づきますが、関係を続けることへの恐れから逃げようとします。
父が人生の終盤で示した愛し方を思い出しながら、何歳からでも本当の自分と関係を始められるかを描きます。
気になる要素
晩年のカミングアウト、長い結婚、父と息子、新しい恋、喪失、人生の再出発。
感想・考察
未視聴です。
父の遅い出発と息子の恋愛が、互いをどう照らすのかに注目したいです。
10.めぐり逢わせのお弁当
映画情報
公開年:2013年/製作国:インド・フランス・ドイツ/監督:リテーシュ・バトラ/上映時間:105分
あらすじ
ムンバイで夫と娘と暮らすイラは、冷えた夫婦関係を立て直そうと、心を込めた弁当を作ります。
しかし配達の手違いで、その弁当は妻を亡くし、退職を控えた会社員サージャンのもとへ届きます。
空になった容器を見たイラは夫が喜んだと思いますが、会話から間違いに気づき、翌日の弁当に手紙を忍ばせます。
顔を知らない二人は弁当箱を通じて言葉を交わし、家族にも同僚にも話せない孤独や将来への不安を打ち明けていきます。
現在の結婚から逃げたい女性と、人生を諦めかけた年上の男性が、会う前に互いの存在を希望に変えていく物語です。
イラは夫の秘密を知り、娘を連れて別の人生へ踏み出すことを考え始めます。
サージャンもまた、退職後に誰にも必要とされない生活を恐れており、手紙の相手へ会いに行くかどうかが二人の未来を左右します。
気になる要素
手紙、弁当配達、夫婦のすれ違い、年齢差、孤独、退職、ムンバイ。
感想・考察
未視聴です。
顔の見えない交流が現実逃避なのか、人生を動かす本物の関係なのか見届けたいです。
11.キャロル
映画情報
公開年:2015年/製作国:イギリス・アメリカ/監督:トッド・ヘインズ/上映時間:118分
あらすじ
1950年代のニューヨーク。
百貨店で働きながら写真家を目指すテレーズは、娘へのクリスマスプレゼントを買いに来たキャロルと出会います。
キャロルは夫ハージとの離婚協議中で、娘の親権をめぐって争っていました。
忘れ物を届けたことをきっかけに二人は会うようになり、やがて車で旅へ出ます。
しかしキャロルと親しい女性との過去を知る夫は、彼女の恋愛を親権争いの材料にします。
娘を守るために自分を否定するのか、自分らしく生きる代わりに母親としての立場を失うのか。
社会的な制約の中で、恋と結婚、母であることの選択を描きます。
気になる要素
1950年代、同性の恋、離婚、親権、写真、旅、社会的偏見。
感想・考察
未視聴です。
恋愛を選ぶ代償が本人だけでなく子どもとの関係に及ぶ状況を考えたいです。
12.ロニートとエスティ 彼女たちの選択
映画情報
公開年:2017年/製作国:イギリス・アイルランド・アメリカ/監督:セバスティアン・レリオ/上映時間:114分
あらすじ
ニューヨークで写真家として暮らすロニートは、ロンドンの正統派ユダヤ教共同体で指導者だった父の訃報を受け、故郷へ戻ります。
かつて共同体を離れる原因となった幼なじみエスティは、現在、二人の友人であるドヴィッドと結婚していました。
再会したロニートとエスティの間には、抑えてきた感情がよみがえります。
エスティは信仰と共同体の中で築いた結婚生活を持ち、ドヴィッドもまた彼女を所有物としてではなく妻として愛しています。
三人は、信仰、義務、欲望、自由のどれか一つだけを悪者にできないまま、それぞれが相手へ与えられる選択を探します。
気になる要素
幼なじみ、同性の恋、宗教共同体、結婚、帰郷、自由、三者の選択。
感想・考察
未視聴です。
夫を単純な障害にせず、三人それぞれの愛と自由を描いている点が気になります。
13.燃ゆる女の肖像
映画情報
公開年:2019年/製作国:フランス/監督:セリーヌ・シアマ/上映時間:122分
あらすじ
18世紀フランス。
画家マリアンヌは、孤島の屋敷で暮らす貴族の娘エロイーズの結婚肖像画を描く仕事を受けます。
望まない結婚を拒むエロイーズは、以前の画家の前ではポーズを取りませんでした。
そのためマリアンヌは散歩相手を装い、昼間に観察した姿を夜ひそかに描きます。
真実を知ったエロイーズは、見られるだけの対象になることを拒み、自分の意思で制作に参加します。
母親が島を離れた数日間、二人は使用人ソフィと対等な時間を過ごし、恋に落ちます。
しかし肖像画の完成は、エロイーズの結婚が近づくことも意味します。
短い関係が、その後の人生に残す記憶と芸術を描きます。
気になる要素
18世紀、肖像画、望まない結婚、女性の視線、孤島、記憶、芸術。
感想・考察
未視聴です。
相手を見ることと、相手から見返されることが恋愛にどう結びつくのか考えたいです。
14.男と女
映画情報
公開年:1966年/製作国:フランス/監督:クロード・ルルーシュ/上映時間:104分
あらすじ
映画関係の仕事をしていた夫を亡くしたアンヌと、妻を亡くしたレーサーのジャン=ルイは、それぞれの子どもが通う寄宿学校で出会います。
列車に乗り遅れたアンヌをジャン=ルイが車でパリまで送ったことから、二人は会話を重ねるようになります。
互いに伴侶を失った経験を持ち、子どもを育てながら仕事を続ける二人は、無理なく惹かれ合っていきます。
しかし新しい相手を愛することは、亡くなった伴侶への気持ちを消すことではありません。
現在の幸福へ踏み出したい思いと、身体や記憶に残る過去の間で揺れながら、二人が再び誰かと人生を共有できるかを描きます。
気になる要素
死別、子ども、再婚への迷い、レーサー、映画の仕事、記憶、再出発。
感想・考察
未視聴です。
喪失から立ち直ることを忘却と同一視しない恋愛の描き方を見たいです。
15.いつか晴れた日に
映画情報
公開年:1995年/製作国:イギリス・アメリカ/監督:アン・リー/上映時間:136分
あらすじ
父の死によって財産と屋敷を異母兄へ渡すことになったダッシュウッド家の女性たちは、慎ましい家へ移ります。
理性的な長女エリノアは誠実なエドワードと惹かれ合いますが、彼には明かせない事情がありました。
感情を隠さない次女マリアンヌは、情熱的なウィロビーに恋をし、周囲の忠告を聞かず将来を信じます。
しかし女性が財産や職業を自由に持ちにくい時代、結婚は恋愛だけでなく生活を左右する制度です。
対照的な姉妹が、沈黙と情熱の両方によって傷つきながら、相手の言葉ではなく行動を見て、自分にとって誠実な関係を選ぶまでを描きます。
気になる要素
姉妹、相続、階級、結婚制度、秘密の婚約、理性と感情、生活の保障。
感想・考察
未視聴です。
恋愛と経済が切り離せない時代に、誠実さをどう判断するのか見たいです。
16.マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー
映画情報
公開年:2018年/製作国:アメリカ・イギリス/監督:オル・パーカー/上映時間:114分
あらすじ
ギリシャの島で母ドナの夢だったホテルの再出発を準備するソフィは、ニューヨークで仕事の機会を得た夫スカイと離れて暮らしています。
開業の準備と将来への不安を抱える彼女の現在に、若き日のドナが大学卒業後に島へ渡り、三人の男性と出会った過去が重なります。
自由に生きることを望んだドナが、恋の結果だけではなく、場所と仕事と娘を含む人生を選んだ過程が明らかになります。
母の不在を受け止めながら家族の形を引き継ぐソフィと、結婚や一人での子育てを前に自分の道を作ったドナ。
恋愛を人生の唯一の目的にせず、世代を越えて愛する場所を築く物語です。
気になる要素
夫婦の遠距離、母の過去、三つの恋、妊娠、ホテル、家族の継承、音楽。
感想・考察
未視聴です。
若い頃の恋と、そこから長く続く生活の選択を二世代で比べて見たいです。
17.ブルックリン
映画情報
公開年:2015年/製作国:アイルランド・イギリス・カナダ/監督:ジョン・クローリー/上映時間:112分
あらすじ
1950年代、仕事の少ないアイルランドの町を離れたエイリシュは、姉の支援でニューヨークのブルックリンへ移住します。
慣れない仕事と下宿生活、激しいホームシックに苦しみますが、イタリア系移民のトニーと出会い、少しずつ新しい土地へ居場所を作ります。
二人は将来を約束しますが、故郷の家族に不幸があり、エイリシュは一時帰国します。
そこでは以前にはなかった仕事と、家族が望む結婚相手、慣れ親しんだ共同体が彼女を待っていました。
二つの土地と二つの人生の可能性の間で、恋人を選ぶことが、自分はどこで誰として生きるかを選ぶことになる物語です。
気になる要素
移住、遠距離、秘密の結婚、故郷、新しい恋の可能性、二つの人生、1950年代。
感想・考察
未視聴です。
相手への愛と土地への帰属意識が絡み合う選択を、自立の物語として見たいです。
18.最高の人生のつくり方
映画情報
公開年:2014年/製作国:アメリカ/監督:ロブ・ライナー/上映時間:94分
あらすじ
妻を亡くした不動産業者オーレンは、近所の人々と関わらず、扱いにくい老人として暮らしています。
隣人のリアも夫を亡くした歌手で、舞台で亡き夫を思い出しては歌えなくなることがありました。
ある日、疎遠だった息子が突然現れ、存在すら知らなかった孫娘をオーレンへ預けます。
子どもの世話を避けたい彼はリアを頼りますが、三人で過ごすうちに、閉じていた生活が変化します。
亡き配偶者への思い、親子関係の失敗、老後の孤独を抱えた二人が、相手に救ってもらうだけではなく、もう一度他人へ責任を持つことを選べるかを描きます。
孫娘との突然の同居は、オーレンが避け続けてきた家族の問題を現在へ引き戻します。
リアとの恋も、孤独を埋めるためだけではなく、誰かの都合や痛みを受け入れられる人間へ変われるかという問いにつながります。
気になる要素
死別、熟年恋愛、孫、近隣関係、歌手、親子の断絶、老後の再出発。
感想・考察
未視聴です。
恋愛だけでなく孫との関係を通じて、生活そのものを開いていく展開が気になります。
19.愛を読むひと
映画情報
公開年:2008年/製作国:アメリカ・ドイツ/監督:スティーヴン・ダルドリー/上映時間:124分
あらすじ
戦後ドイツ。
十五歳のマイケルは、体調を崩した自分を助けてくれた年上の女性ハンナと関係を持ちます。
ハンナは彼に本を朗読させることを好みますが、ある日突然姿を消します。
数年後、法学生となったマイケルは、ナチス戦犯を裁く法廷で被告席のハンナを見つけます。
裁判を傍聴するうち、彼は彼女が隠し続けた秘密と、それを守るためにより重い罪を引き受けようとしていることに気づきます。
しかし真実を明かすことが彼女を救うのか、被害者への正義を損なうのか判断できません。
若い日の恋と歴史的加害を切り離せないまま、沈黙の責任を問う作品です。
気になる要素
年齢差、朗読、秘密、戦犯裁判、加害者への愛、沈黙、戦後世代。
感想・考察
未視聴です。
愛した記憶が相手の罪を知った後も残る時、理解と免罪をどう分けるのか考えたいです。
20.花様年華
映画情報
公開年:2000年/製作国:香港/監督:ウォン・カーウァイ/上映時間:98分
あらすじ
1962年の香港。
同じ日に隣り合う部屋へ引っ越してきた新聞編集者チャウと、商社で秘書をするチャン夫人は、それぞれ配偶者が仕事で家を空けがちな生活を送っています。
二人は食事や廊下ですれ違ううち、互いの配偶者同士が関係を持っていることに気づきます。
裏切られた理由を理解しようと、配偶者たちがどのように近づいたのかを演じて確かめる二人。
しかし共有する時間が増えるほど、互いへの感情は演技では済まなくなります。
自分たちは配偶者と同じにはならないという一線を守ろうとしながら、言葉にできない恋と、すれ違っていく時間を描きます。
気になる要素
既婚者同士、配偶者の不倫、隣人、演技、1960年代香港、沈黙、すれ違い。
感想・考察
未視聴です。
関係を持たないことが誠実さなのか、それでも心の裏切りになるのか考えたいです。
20作品早見表
| No. | 作品名 | 公開年 | 製作国 | 主なテーマ |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ビフォア・ミッドナイト | 2013年 | アメリカ | 長期交際、子育て、会話 |
| 2 | 45 YEARS | 2015年 | イギリス | 熟年夫婦、過去、秘密 |
| 3 | マディソン郡の橋 | 1995年 | アメリカ | 不倫、家族、選ばなかった人生 |
| 4 | ウィークエンドはパリで | 2013年 | イギリス・フランス | 結婚三十年、夫婦旅行、老後 |
| 5 | 恋するベーカリー | 2009年 | アメリカ | 離婚後、元夫、再出発 |
| 6 | 恋愛適齢期 | 2003年 | アメリカ | 熟年恋愛、年下男性、老い |
| 7 | おとなの恋には嘘がある | 2013年 | アメリカ | 離婚、元妻、他人の評価 |
| 8 | グロリア 永遠の青春 | 2018年 | アメリカ・チリ | 熟年恋愛、自立、家族 |
| 9 | 人生はビギナーズ | 2010年 | アメリカ | カミングアウト、喪失、再出発 |
| 10 | めぐり逢わせのお弁当 | 2013年 | インドほか | 手紙、夫婦のすれ違い、孤独 |
| 11 | キャロル | 2015年 | イギリス・アメリカ | 同性の恋、離婚、親権 |
| 12 | ロニートとエスティ 彼女たちの選択 | 2017年 | イギリスほか | 同性の恋、宗教、結婚 |
| 13 | 燃ゆる女の肖像 | 2019年 | フランス | 肖像画、望まない結婚、記憶 |
| 14 | 男と女 | 1966年 | フランス | 死別、子ども、再出発 |
| 15 | いつか晴れた日に | 1995年 | イギリス・アメリカ | 姉妹、相続、結婚制度 |
| 16 | マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー | 2018年 | アメリカ・イギリス | 母娘、過去の恋、家族 |
| 17 | ブルックリン | 2015年 | アイルランドほか | 移住、結婚、故郷 |
| 18 | 最高の人生のつくり方 | 2014年 | アメリカ | 死別、孫、熟年恋愛 |
| 19 | 愛を読むひと | 2008年 | アメリカ・ドイツ | 年齢差、戦犯裁判、沈黙 |
| 20 | 花様年華 | 2000年 | 香港 | 既婚者、配偶者の不倫、沈黙 |
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結婚生活の現実を見たい
- ビフォア・ミッドナイト
- 45 YEARS
- 花様年華
- マディソン郡の橋
離婚後・死別後の再出発を見たい
- 恋するベーカリー
- 恋愛適齢期
- おとなの恋には嘘がある
- 男と女
- 最高の人生のつくり方
社会や制度と恋愛の関係を考えたい
- キャロル
- ロニートとエスティ 彼女たちの選択
- 燃ゆる女の肖像
- いつか晴れた日に
選ばなかった人生を考えたい
- パスト ライブス/再会
- めぐり逢わせのお弁当
- ブルックリン
- 愛を読むひと
視聴済み作品・感想記事
現時点では、この20選に対応する個別感想記事はありません。鑑賞後は視聴済み欄へ移し、感想・考察記事を公開した場合はここからリンクします。
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まとめ
大人の恋愛映画では、好きかどうかだけでなく、家、仕事、子ども、過去の配偶者、信仰、故郷など、すでに築いた人生をどう扱うかが問われます。
私は特に、関係を続けることと自分を失わないことが両立できるのか、選ばなかった相手や人生を抱えたまま現在の幸福を守れるのかを見たいです。
鑑賞後は、誰の決断に納得したか、恋愛以外の生活がきちんと描かれていたかも感想へ残します。
